20221207_151914639

今日は、月に1度の事業所内全体会議の日です。利用者様の貴重な半日の時間を頂戴して(サービス提供が半日。ご飯を食べて帰所します)職員のスキルアップ研修を行いました。

今回のテーマは「WAIS-Ⅳ」検査についてです。講師は柳井事業所に配置されている、臨床心理士の内部スタッフが行いました。

精神科系の大きな病院で、長年検査を行ってきた職員で、実践を伴う説明は、説得力がありました。

20221207_152052182

最近では、ウェクスラー検査が、あたかも発達障害の診断をするための道具のようになっていますが、個人の認知能力の特性を測るのに有効な検査です。

病気や障害それぞれによって、大まかに共通したところがあるため、知識としてその特徴を掴むことは大切ですが、個別性がありますので、目の前のご利用者と向き合うことが大切です。

20221207_151855161

WAIS-Ⅳには、大きく分けた4つの指標があります。数値だけが大切ではなく、上下の幅がある人はギャップがあり、生活やお仕事、学習に不便さがあるように、数値の捉え方の伝達が大切です。

耳で聞いた情報を覚えたり、それをもとに考えたりする能力、「ワーキングメモリー」も4つの指標のひとつです。
出来そうに見えて出来ない場合、社会との認識の差から、生活のしにくさに繋がります。この場合、情報の処理過程でつまずきがあるそうです。順唱(指示をそのまま復唱)はバッチリ出来て、逆唱(内容や手順の変化、臨機応変の対応)が出来ない場合は、頭の中で情報処理が出来ていないため、状況にあったアウトプットが出来ていないそうです。
なるほど( 'ω')

目の前の出来ていないという「表面的な状況」にとらわれるのではなく、なぜなのか「出来ない理由」を職員が共通認識し、利用者自身が自己理解することで、他者との比較ではなく、自分の中での得意、不得意を活かすきっかけになるのだと、学びました。

その他にも、実践的な解釈の仕方をたくさん学びました。
毎日のサポートに活かせる研修でした。
(上記内容、研修資料より引用)